自分の児文

元々は児童文学の感想置き場でした

2020年春アニメ

こんにちは、くぼはじめです。

春アニメも大体終わったのでそれぞれ軽く感想を書き残しておきたいと思います。

ランク自体は相対的なものなので期によって基準が違いますが今期はB以上がコンスタントに楽しんで見れた作品でした。

放送途中で延期したものは放送した話数までの感想で、()で囲んであります。

今回から継続ものも別枠で書いていこうと思います。

 

 

S

7SEEDS 2ndシーズン

自分の人生で一番の作品は何か?と問われればこの作品か同作者の『BASARA』を挙げると思います。(『戦国BASARA』ではなく)

正直、アニメは原作からすればとても褒められた出来ではありませんでした。尺が足りず心情の変遷が唐突に感じられ演出も薄味、作画も怪しいしキャラデザも微妙。それでもいくつかのシーン(ネトフリ先行配信なのでネタバレは避けます)ではやっぱり泣けましたし、自分にとって大切な作品なんだなと再認識しました。正直言ってアニメ単体だと全くSではないのですが、そこはご愛嬌ということで。

ただ、1stシーズンの駆け足ぐあいに比べれば、2ndシーズンは船編に比較的尺を取って描いてくれたのはかなり評価できる点ではあります(それでも尺が足りない感は否めませんが)。

3rdシーズンが作られるかはわかりませんが、一区切りついたところで終わってはいるので願わくばそっとしておいて欲しいですね。長編のアニメ化なんて相当な金と時間とこだわりがないと無理なので、中途半端に手を出して欲しくなかったというのが本音です。

 


・(ミュークルドリーミー)

会話のテンポが良く内容もスルッと頭に入ってきて、キャラも可愛くて話も面白い。日常描写が大半の女児アニメにとって、掛け合いが面白いって重要ですね。

一応敵(?)としてユニが出てきてはいますが、今後どういうストーリー展開をしていくのかまだ分からないのでそこの期待込みでSです。

ゆめちゃんの恋の行方も気になります。会長と話して喜んでいるゆめちゃんと、それを見る朝陽の描写だけで何かもう心がきゅーっとなりますね。そもそもゆめちゃんが会長を本当に好きなのかそれとも憧れを恋と勘違いしているのか、どっちなんでしょう。

僕の中でアイカツがフレンズ1年目あたりで死んでしまったので、その心の穴を埋めてくれる存在になれば嬉しいです。

 


フルーツバスケット2ndシーズン

話をカットすることなく原作に忠実に丁寧に作られていて、それだけでもう感謝感激です。5クールかけてこのクオリティで最後までなんて、きょうびこんなに恵まれたアニメ化中々ないなと思います。

新アニメはシリアスが本当に上手くて、特に泣きの再現度がめちゃくちゃ高いなぁと思います。そのぶん、シリアスに寄りすぎて別荘のあたりなど見るのが結構辛かった部分もありましたが。2ndシーズン前半は、後の展開の種を蒔いている段階でみんなはっきりとした物言いをしないので余計に。でもシリアス重視の作風がこれからの展開で真価を発揮しそうなので非常に楽しみです。

しかし、アニメを見ると、ギャグとシリアスが目まぐるしく入れ替わる原作の感じって本当に絶妙で唯一無二だったんだな、と高屋奈月先生のバランス感覚にも脱帽せざるを得ません。

あと、2ndシーズンでは話の順番を少し入れ換えて単話(または2~3話)で一つの話を終わらせて次の話に移行するように再構成した部分が多く見受けられました。テレビアニメ的には良かったのですが、どうにもぶつ切り感が否めない部分でもあったのでこれも一長一短といったところでしょうか。

これらはアニメのクオリティが高く、そして原作が大大大傑作の前提があるからこそ出てる意見なので、本当にめちゃくちゃ面白くて素晴らしいアニメであることは強調しておきたいですね。

 


・神之塔

原作の最初は絵があまり上手くないので、綺麗な絵がグリグリ動いただけでもかなりの価値があったのではないでしょうか。エンドロシの声がイメージと違った以外は大満足の出来でした。

基本的には原作に忠実に作りつつも、後の展開を考えて台詞まわし等が変更されてたりするのが凄かったですね。特に最終回は原作でもあまり触れられなかったラヘルの胸中が克明に描かれていて、正直震えました。アニメの最終回で初めて判明した設定もあったりと、原作ファンからしても文句無しの出来だったと思います。

今回アニメでやった第一部はプロローグに過ぎず、第二部から夜を中心に塔全体を巻き込んだ壮大な物語へと発展して行きます。夜たちの話の裏にチラチラと見え隠れする様々な巨大勢力の影。塔を統べるザハードの軍勢、ザハード殺害を目論む一大勢力FUG、一切が謎に包まれている月下翼松。それらも一枚岩ではなく、ある時は内紛が起こりまたある時は敵と手を組み、目まぐるしく情勢が移り変わり。彼らが徐々に表舞台に姿を現してきてからがこの物語の本番です。

第二部は話数にして第一部の4~5倍もありますが、ここまで出来の良いアニメを見ると続きもアニメで見たくなりますね。

 

 

かくしごと

各話の冒頭と最後にシリアスが入ってくるつくりが、テレビアニメの強みを生かした構成という感じで非常に良かったです。これって原作と同時完結らしいですけど、アニメはギャグエピソードを飛ばし飛ばしにやって、ストーリーとしては最後までやったという認識で良いんでしょうか?

久米田作品は絶望のアニメとじょしらくのアニメしか見たことないですけど圧倒的にこれが一番好きですね。個人的な趣味の話ですけど、単純なギャグ作品は笑って終わりで心にも記憶にも残らないんですよね。だからシリアス展開があったり大筋のストーリーがあったりする方が好きなんです。

それと、僕は家族が題材の作品に弱いんで最終話は涙涙で大変でした。OPの流れるタイミングとかも完璧すぎて。やっぱりOPが最終話の挿入歌として流れるアニメはいいものです。

 

 

・かぐや様

生徒会解散までは昔読んでたので展開を知っていたのですが、その先の新キャラからの選挙編、体育祭編と最高でした。男キャラカッコよすぎ。

この笑いあり涙ありラブあり、一寸の隙もない作品は一体何なんだよ。

応援している小原好美さんの接近イベントをちょくちょくやってくれるという点でも良コンテンツなので3期もお願いします。

告Radioはゆ○やんとかいう構成作家クビにしろ、頼むから。

 

 

A

イエスタデイをうたって

長くなったので個別の記事にしました。 文句が多いですが前半がかなり良かったのと原作に最高の主題歌がついたと考えれば···、のAです。せめてあと半クールでもあればまた違ったんでしょうが。

zibun-zibun.hatenablog.com

 

 

・BNA

タイトルはBeastとDNAをモジってつけて、文字列から申し訳程度のバスケ要素追加したみたいな感じですかね、知らんけど。

前半の単話完結する話の中に色々ピースを散りばめて後半一気に纏めて本筋に戻る、みたいな感じ、TRIGGERらしくてめちゃくちゃ好きでした。ただ、締め方が雑で弱かったかなというのと、士朗さんの融通利かない時とそうでない時の差が気になりました。あんまり自然なキャラクターじゃないというか都合のいいキャラクターに見えました。

p.s. 最近ケモナーに目覚めたので影森みちるがめちゃくちゃ刺さりました。

 


ULTRAMAN

ネトフリ先行配信されてたので前々から見よう見ようと思っては溜めていましたが、いつの間にか地上波放送が始まっていたのでこれを機に見ることに。

主人公が良くも悪くも青い高校生で少しイライラさせられる部分はありましたが、非常に合理的なセブンとの対比や正義の名を笠に着て過激なこともしてしまうひねくれたエースとの対比が生まれ結果的には良かったと思います。力に自惚れたり葛藤したり、そういうのは王道ですしね。

作画は全編3DCGでモーションキャプチャを用いているのか仕草などの芝居が非常に細かく、アクションシーンはさながら映画を見ているかのようなクオリティでした。これだけでも見る価値があると思います。

余談ですが本編中のアイドル(CV:諸星すみれ)が歌ってる歌がめっちゃ強いので是非音源化して欲しいです。

 

 

 

 ・シャチバト

(良い意味で)安っぽい会社要素が随所に配置されてるのが妙にツボに入りましたね。

キャラの掛け合いも気持ちが良いし個別回の出来も素晴らしかったし言うことないです。

社長とアカリさんやガイドさん、マリカたちとの絶妙な距離感が大好きでした。

 

 
・アルテ

最初は「普通に面白いな」ぐらいだったんですけど、見ているうちにアルテのひた向きさや純情で純粋なところに当てられて大好きになっていました。

青年誌の作品ではありますが、随所に力強い少女漫画のヒロインイズムのようなものが感じられたのが良かったですね。そういうのが大大大好きなので。

 

 

・はめふら

OPサビ冒頭がイグジストだって何回も言ってるのに誰にも理解されないのが悲しいです。

それはさておき、カタリナが嫌味のないキャラクターでとても良かったです。笑いあり涙ありといったところでバランスも非常に良かったと思いますし、挿入歌で露骨に泣かせようとしてくるの、普通に泣くからもっとやって欲しいですね。

ただ、最終話のカタリナの達観ぶりや会長の心変わりの早さはかなり違和感があったのでマイナスです。

今期はアルテといいカタリナといい、人たらしの女性が輝いていました。

 


・(天晴爛漫)

天晴のキャラがツボでした。突拍子もない行動を素でやって、時々変な空気になるのが最高ですね。自覚してないのがまたいいです。

 

 

B
・(デジモンアドベンチャー:)

延期で放送は3話までしかされてないけれど、序盤の話は「ぼくらのウォーゲーム」のリメイクとしては下位互換にしか見えなかったし最序盤でオメガモン出しちゃうのは悪手じゃないのかな、と思いました。

今のところ期待は越えてないですがキャラデザも作画も良いのでこれからですかね。宇木敦哉大好きなのでtri.から続投でも良かったんですけどね、僕は。

 


波よ聞いてくれ

めちゃくちゃに面白い、んだけどノリがうわ滑りしてる感じがして共感性羞恥でちょっとキツかったです。沙村広明のギャグだと幻想ギネコクラシーみたいなぶっ飛んだ世界観の短編を勢いで読ませるみたいなのは大好きなんですが、これみたいに現実と地続きな感じを出されると妙なリアリティがあって笑うに笑えないというか。単純に媒体の違いも大きいのかもしれませんが。

あと最終回、ミナレにラジオDJの自覚が芽生えて終わりっていうのは綺麗で良かったんですけど、打ちきり漫画のラストのような尻切れとんぼ感も否めなかったので難しいところですね。原作が続いてるから仕方ないんですけど。

 


・本好き

下町の文化と神殿の文化の違いに戸惑いながらも、それに適応するだけではなく神殿側を変えようとアプローチしていくのがマインらしくて非常に面白かったです。

ただ、神殿長の一派やマインを傷付けようとした護衛等があまりにもステレオタイプな悪者で『幼い』という印象を受けたのはかなりマイナスでした。味方を立たせようとするあまり敵を間抜けに描いてしまうというのはよく見る話ですけど、逆に凄さがメッキにしか見えなくて本末転倒でしたね。

 


・(ガンダムビルドダイバーズ Re:RISE 2ndシーズン)

1stシーズンの頃はフレディ(♂)とかいうケモノが可愛すぎてそっちも同時に目覚めそうになりましたが、1stシーズン終盤からずっとシリアス展開なのでそんなことも言ってられないですね。

1クール目終盤から一気にシリアスに舵を切るのは前作の良いところを受け継いだなという印象。これがまたシリアスも上手いんですよ。前半明るく楽しくやってたことで後半のシリアス展開とのコントラストが生まれ、また前半のことがきっかけで再び立ち上がる決意をする。そんなのアツくない訳ないです。

今後の展開次第ではまだまだ伸びると思うので続きが楽しみです。

ただ自分はビルドファイターズの「戦って壊してまた作ってを繰り返して強くなる」みたいなコンセプトやアツさでひたすらに押すスタイルが好きだったのでそっちもまた見たいなとは思います。やっぱビルドナックルでゴリゴリやってた頃が一番神ってわけ。

 


・新サクラ大戦

疑似家族物が大好きなのでそういう要素があったのが良かったですね。

あと忍者のちょっとズレた感じの娘が非常に萌えでした。キャラデザが可愛いとかは思わなかったですけど、萌えとは見た目に非ずですね。

 


・A3!

A3!は僕が唯一やってるソシャゲなんですけど、ストーリーが良いのは大前提として"組"で分けられてるのが良いんですよね。

春夏秋冬で組ごとに別れてるから季節ごとにその組のメンバーだけに焦点を当てれば良くて。そうするとキャラ数が絞られて全員に役割が出てくるからソシャゲにありがちなキャラ数が多すぎて扱いきれない、役割的な死にキャラが出てくる、みたいなことがありません。

しかも組ごとに区切ることでそれぞれに違うカラーのキャラクターや物語を展開出来て、飽きさせることもありません。

劇団を再建するという大きな目的だけでなく、そのために各組の公演を成功させるという小さな目的がきちんと見えるようになる点でもドラマとしてわかりやすくて良いです。

ぱっと思い付く利点だけでも素晴らしいシステムだなと思いますね。

でも、ここまで絶賛しといて何ですけど、アニメははしょられてたり作画や演出も良くなかったりするので、興味のある方はソシャゲの方をやってください。Bランクなのはそういう理由です。

余談ですが僕の推しは秋組の古市左京さんで、ストーリーも秋組第一部が推しです。他の組とは段違いに話が重いのと、アプリのストーリー上で特殊な演出があったのでそれをどうアニメ化するのか期待半分不安半分ですね。(分割2クールで6話ずつ秋組&冬組のアニメ化も決まってます)

 

 

・八男

主人公と師匠との劇的なエピソードの一つも描かずに別れを悲しめ、というのはあまりのも下手というかなんというか。ストーリーが終わってるタイプのなろうです。

でもギャグとノリ、そして主人公の主体性のなさがツボに入って途中からずっと楽しく見てました。主人公の腰巾着は周りでヘラヘラしてるだけの無能ばかりで後から入ってきた槍術大車輪が超のつく有能キャラになってるのもいいですよね、何か。

作品全体に流れるどうにも締まらない緩い雰囲気、こればっかりは理屈じゃないですね。

なろうって悪口を共有して楽しむタイプのコンテンツになりがちだと思うんですけど、僕にとって八男はそういうの抜きに普通に面白かったです。 

 

 

・シャドウバース

シャドバプロとか世界に数人のグランドマスターとか、弱すぎじゃないですか? 運要素の大きいカードゲームで一戦の勝ち負けにそんなに価値があるのかは微妙なとこですけど。

まぁそれはさて置き、アリス戦以外の全国大会がめちゃくちゃアツかったので結構高評価ですね。ルシア戦が良かったのは勿論、3戦目は安易にイグニスドラゴンを活躍させなかったことやフィニッシュの数ターン前から布石を打ってただのトップ解決にしなかったことで、そういうのもできるのかと感心しました。子供向けだし、フィニッシュ毎回イグニスドラゴンでもそれはそれでお約束感出て良いと思いますが。

 

 

・(別冊オリンピア・キュクロス)

一瞬石ボかと思ったけど全然そんなことなかったです。

現代パートが神。

 

 

C
・プリコネ

ソシャゲアニメあるあるだと思うんですけど、キャラが多すぎて色んなキャラ出すことにストーリーが引っ張られ尺が割かれる感じ、本当に大嫌いなんですよね。そこの役割新キャラである必然性って無いよね、とか、その話必要だったか?、とか思ってしまうので。

まぁそういうことで僕には合わなかったです。僕の周りの既存ファンはみんな絶賛していたのでファン向けとしては素晴らしい作品だったのかもしれません。

あと、虫食うのだけは本当にやめてほしかったです。

これ二期あるんですかね。二期でちゃんと芯食った話を最後までやってくれるなら評価はもっと上がりそうな気がします。

 


・(かいけつゾロリ)

昔母親に読み聞かされていたので初めてアニメ見たときに「原作と声が違う!」って思ったことを思い出しました。昔からオタクみたいな思考だったんですね。

 


・(富豪刑事)

こういうこと言ったら野暮なのはわかってるんですけど、使った金に対してリターンが見合ってなさすぎですよね。

まだなにもわからない状況での延期なのでここから上がりも下がりもするかもしれません。

 


・グレイプニル

エロが無ければ多分もっと好きだったでしょう。

あと、謎が多いまま終わっていったのが残念ですね。普通に考察可能な範囲だと思いますが続きを読む予定もないのでやめておきます。

 


・タタミちゃん

改札通れない話でふふっとなりました。

 

 

・ガルパピコ大盛り

そこそこ面白いですが、ガルパピコよりBanG Dream!本編のポピパの意味不明な会話の方が面白いです。

 

 

・球詠

女の子がアウトドアしたりスポーツしたり、あんまり好きじゃないのかもしれません。時々キャラの仲の良さを描こうとするあまりに本気でスポーツやってるように見えなかったのもマイナスです。

ただ、最終回は博多弁が博多弁めっちゃ喋ったりホームラン打ったり詠深が相手の4番打ち取ったりアツいポイントが結構あってかなり面白かったです。作画が良くなるなら2期があってもいいなと思うぐらいには。まぁ序盤に県内トップ校を倒してしまってこのあとどうすんのとは思いますけど。

博多弁、サイコー!

 

 

D

・ARGONAVIS

BanG Dream!の1~3期とARGONAVISを見てきて思ったんですけど、全部話が同じなんですよね。ポピパ、RAS、ARGONAVIS、全部結成までのメンバー集めからはじまり、やっとの思いでメンバーを揃えたら今度は誰かが辞めそうになったり引き抜きにあったり。ライバルバンドに最初は冷ややかな目で見られるも、結局最後は認められて良かったね、みたいな。全部がキャラを変えた焼き直しに過ぎないんで流石に飽きました(アイドルものにもありがち)。 BanG Dream!2期とか大号泣しましたし話の筋を否定するわけではないんですけどね。

しかしそれとは別に、ARGONAVISはいまいち刺さりませんでした。本筋はほぼ同じでも状況が違うとこうも違うんだなと。

セルアウト目指すってことでドラムもメンバーに加入したと思ってたのに、7話になってまだ「理想の音楽を作るか売れ線狙うかそろそろ決めなきゃ」「まだいいんじゃない?」みたいな会話が繰り広げられてたのは正直意味がわかりませんでした。

それこそ本家BanG Dream!みたいに学生の趣味バンドとかなら理想論を追い求めるのもいいと思うけど、それで食ってくってなってるのに見通し甘過ぎじゃないかと。

他にもバンドメンバーを募った当の本人がメンバー揃ってすぐ辞めるって言い出したり、ジャイロアクシアのボーカルの行動原理が理解できなかったり、気になる点は多かったですね。

終盤の新バンド達続々登場で2期やりそうな雰囲気はあるのでこれからに期待です。

まぁBanG Dream!最高傑作はBanG Dream!のプロトタイプである小説『BanG_Dream! [星の鼓動]』なんですけどね、初見さん。

 


・アサティー

昔話と未来の話は最終話で若干のリンクはありましたが基本的に独立していたので、この形式をとったメリットが分かりづらかったです。

子供向けなのでどれだけ続くかはわかりませんが、これが1stシーズンらしいので2ndシーズン以降もあるのでしょう。2ndシーズン以降もずっと単話完結で昔話やるだけならちょっとキツいかもしれないです。

 


・(文豪とアルケミスト)

4話だけ異質で結構良いなと思ったんですけど他は微妙でした。

僕が文豪を高尚なものと捉えすぎてるだけかもしれませんが、過度にキャラクター化された彼らを見ていられないし、本意かもわからないような著作の解釈をべらべら喋らされるのは嫌だろうな等と思ったりして純粋に楽しめませんでした。

 


・アースグランナー

シンカリオンみたいなの想像してたんですけど、それより対象年齢かなり低めな感じでした。

今のところまともなストーリーの筋が見えないのであんまり面白くないです。

でも熊猫リンちゃんは萌えです。シンカリオンも最初は三原フタバさん萌えで見てたのにいつの間にかタコ面白くなってたし、アースグランナーもここから伸びることを期待してます。

 


・(放課後ていぼう日誌)

女の子がアウトドアしたりスポーツしたり、あんまり好きじゃないのかもしれません2。

 

 
・啄木鳥探偵處

舞台の時代柄だと思うんですけど、女性の性風俗が当たり前に描かれるのは苦手でした。明治~大正にかけてが舞台の創作物ってそういうイメージありますね、自分が触れてきたものが偏ってただけかもしれませんが。

文豪とか詩人とか案外俗っぽくて屑って話はよく聞きますけど、石川啄木も御多分に漏れずといった感じで見ていて気分の良いものではなかったです。もうちょっとマイルドにしても良かったのではないかと思いますが、これでも丸く描いてるのかもしれないですね。

というか、屑なのは良いにしても(?)それでも周りの人間が離れていかないのは人間性や才能に魅力があったのだろうなと想像は出来ますが、そこらへんが描写として全く見えなかったのが悪いところかなと。金田一なんかは「詩の才能に惚れ込んで」などと言っていましたが、恐らくは石川という人間そのものが好きだったように思えます。しかし、惚れさせるような人間性も垣間見えず、その才能も本編ではほとんど披露されることは無く、ただ頭の回転の速いだけのクズ男にしか見えなかったです。

唯一、EDのゴンドラの唄の使い方は見事だなと思いましたが、それ以外は合わなかったですね。

あと単純にミステリーが好きじゃないです。

櫻井孝宏が出てなかったら見なかったと思います。

 

 ・LISTENERS

話の構成はまんまエウレカでした。でもキャラクターに魅力が無くて感じるものも無いです。主人公含め作中で誰も成長しないなとか、描きたい場面先行でキャラクターの心情の整合性が取れてないなとか思ったりしながら見てましたね。多分そこらへんがキャラクターが薄っぺらく感じる理由なんでしょう。

プレイヤーって何なのか、耳なしって何なのか。とってつけたような音楽要素はネーミング以外に意味があったのか。疑問は多く残りますが考えるのも時間の無駄かもしれません。

 

 

・俺指

それ、セクハラですよね?

 

 

継続

・プランダラ

シリアスとエロとギャグの食い合わせが絶望的なまでに悪かったです。

ジェイル中尉が本物の漢だっただけのアニメでした。

結局過去編は何がしたかったんでしょうか。

 

 
・(BORUTO)

今までずっとアニオリでやってきたのを、今期から漫画版のストーリーに合流。アニオリは本筋を進めるわけにもいかなければ主人公たちを成長させすぎるわけにもいかずでかなりつまらなかったんですよね。だからこそ今期で本筋に入ってかなり持ち直した印象です。途中から延期になりましたけど。

このままカワキがでてくると暫くアニオリ挟めないと思うのでその前にまたアニオリ入るのかどうなのか。

 


・(プリチャン)

メルパン萌え、ずっと獣型でいて欲しいです。

プリチャン1年目が大好きで2年目が刺さらなかったのは結局メルティックスターが好きだったからだと思うので、3年目はメルパンのおかげで出番も増えそうだしちょっと期待しています。

 


・(ヒープリ)

コロナ禍でこのテーマ、偶然だとわかってはいても何か運命的なものを感じます。

今作は初っ端から雰囲気がシリアス寄りで重くて良いですね。ギャグ寄りより真面目なプリキュアの方が好きなので。ヒーリングアニマルがキレキレで重くなりすぎてないのも素晴らしい。

やっぱり主人公に影があるのがめっちゃ好きですね、これとかHUGとか。

プリキュアって2月の中途半端な時期スタートなんですけど、このコロナの延期で次回作は4月スタートになるんですかね。春映画も延期したけど、春・秋映画が夏・冬映画になったりするのかどうなのか。

あまり関係ないですが、プリキュア映画を観に行くときにだけ発足する成人男性の集いが年に2回あるのですが、今年の春映画がコロナで消えてしまって集まれなかったのが悲しいです。全盛期は7人居たのに今はもう3人しか居ないので大事にしていきたいですね、この絆。

 


あひるの空

新城戦長すぎて飽きました。押しつ押されつで気持ちいい展開があんまり無かったのが大きかったのかな、と。3クールやってきて一度も勝ててないっていうのは見てる側としても結構ストレスですね。

でも33話以降、試合終わった後からは怒涛の畳みかけでクッソ面白かったので許します。

 

 

・(超電磁砲T)

とある科学の超電磁砲T 第15話「やくそく」より面白いアニメない。

 

 

総括

今期は原作が大好きな作品が多かったのでヒヤヒヤしてましたが非常に楽しめました。俺ガイルやSAOやリゼロ、その他途中延期したものもちゃんと放送されていれば数年に一度レベルの豊作クールになったんじゃないかなと思われるだけに非常に残念です。

今期ナンバー1はフルバか神之塔、ワースト1はLISTENERSです。

来期(というかもうこっちが今期)も延期に継ぐ延期で新しく始まるアニメが30本程度しか無いと思うのですが、大学の方が少し忙しくなりそうなのでこれを機に見るアニメの本数を減らすのもいいかもしれません。秋クールにどうなっているかは神のみぞ知る、ですが。

では。

 

 

おわり